准看護師と看護師の違い

仕事の内容が違うことも、もちろんあります。

看護師は自分で判断できる範囲を与えられていますが、准看護師にはほとんどナイと言ってもいいでしょう。

准看護師に働いてもらいたいと思っている病院、正看護師に来てもらいたい病院、色々あります。

准看護師の方が給料は抑えられるので、それが好都合という病院は、小さなクリニックなどに多いのではないでしょうか。

准看護師と看護師の給料差がない待遇の病院もあります。

訪問看護などを行うっている病院の中には、准看護師が訪問すると点数が低く、患者さんからお金が余り取れないので歓迎しない経営方針も見られます。

「使い道」という言い方が気分のいいものではありませんが、あえて「使い道」という言葉を選択するならば、経営者としては准看護師と看護師は「使い道が違う」と考えている場合もあるでしょう。

あくまでも「経営者という視点で」ということですよ。

看護師さんのほうがお金が取れる場面があるならば、看護師を配置したいものでしょう。

その他の大きな違い

現場の声でよく聞く「准看護師と看護師の違い」は、「理論立てて考える」「理屈が分かっている」というのはさすがに看護師だということです。

ひとつの物事に関して「どうしてこうなるのか」「どうしてこのようにするのか」といった理論や理屈が分かっているのは看護師。

「このようにしなさいと言われているからする」というのが准看護師。

そこに仕事ぶりの違いがあるというのです。

すべての人がということではないでしょうが、その傾向が強いということでしょう。

看護師が勉強から看護の世界に入っていくのと反対に、准看護師は実践から入ります。

先に「准看護師は戦後の看護師不足を解消するために講じられた制度」という成り立ちから考えても、それは頷ける話です。

看護師はまず学校にいって「勉強漬けの毎日」を過ごします。

理論や理屈が分かっていると、後から「していることの意味と意義」がわかります。

解ってすることと、言われるがままにすること、これは伸び代が違ってくるんですよね。

理論や理屈や解っているからこそ、「自己判断の範囲」が与えられているのだと思います。

准看護師としてのニーズは確かにありますし、持ち場によって求められる内容も違います。

しかし「向上心があるならば准看護師から看護師を目指す」というのは、言い得ていることでしょう。