20代と同じことを言っても始まらない【2】

また卑下や謙遜は必要ありませんが、「謙虚さ」は必要です。

自分より年下から学ばなければならないのです。

採用側が心配するのは「調和の乱れ」です。

40代を採用することは、「年下が年上に教える」「年上を使う」というストレスを現場に強いてしまうということになりますよね。

自信と謙虚さのバランスが良い人間であるとうことは、不可欠要素だと思います。

自己主張が出来る人が謙虚でないわけではありません。

我が強ければ和を乱します。

「自己主張」「自分の評価できる点を知っている」ということと「我が強い」とは違いますよね。

相手に我が強いと取られればアウトですが、自分がない人間と取られるのも、これアウトなのです。

頑固とは

看護学校入学の面接で「あなたは頑固ですか」と訊かれた人がいました。

「頑固」というのは二面性がありますよね。

いい意味と悪い意味、どちらにも取れるものです。

悪い意味で言えば「我が強い」「押し通す」「柔軟性がない」「間違いを認めない」「取り付く島がない」「聞く耳を持たない」という、まるっきり「食えない人間像」になって現れていきます。

しかしこれが「人に流されない」「信念を貫く」「孤立無援でも頑張れる精神力を持っている人」「終始一貫出来る人」という長所の場合もあります。

しかし40代が「頑固」といえば、あまりいい意味に取られない事が多いのではないでしょうか。

「頑固ですか」と訊かれて「頑固です」と答え、「それはどういうことで頑固なのですか」という親切な質問をしてくれる面接官などはありがたい面接官と思ったほうがいい。

面接官は質問から内面性を探ろうとしているわけですから、答えよりも「答え方」に注目していることが多いのです。

「人の話は聞かないということですか」と訊かれてしまうかもしれませんね。

その後畳み掛けられてしどろもどろでは、40代として情けない。

「曲げてはならないことに関しては頑固ですが、円滑な人間関係には柔軟であることが必要なとき、甘受すべき点があることも学びましたし、私が間違っていることについて謙虚でなくてはならないと常に思っています。」ということをもっとショートに答えると、相手が聞きたい言葉になると思います。

質問の趣旨が分かっていないなどは、それ以前の問題ですね。。。