40代でも看護師を目指せるのか【2】

介護ヘルパーの職を経て、看護師になりたいと願うようになる人も増えているようです。

年齢が高くてもニーズがある仕事といえば、介護ヘルパーの仕事です。

40代の女性が新たに職に就こうとするとき、受け入れがいいのはこの業界のようですから、人気は高いものとなってます。

この仕事も「お金お金」と思っているだけでは、ストレスが貯まる一方の職業です。

様々な事件などもありますが、問題を起こした人であっても、初めから意地悪な人や高齢者を利用しようと思って職についた人のほうが少ないのではないでしょうか。

肉体的にも精神的にも負荷が大きな割に、見返りが少なく、感謝が感じられなかったりすれば、人は弱いものですからね。

あってはならないこととはいえ、問題行動を起こしてしまうに至ることもあるでしょう。

しかし介護の職に真摯に向い合って、やり甲斐を見出す方がほとんどだと思います。

その方たちは、介護職が出来ることと出来ないことの壁を感じます。

看護師さんであれば可能なことも自分たちでは出来ないという、職業上の制限ですね。

その中で「看護師になりたい」と願うようになるのはごく自然な流れです。

とは言っても経済的に許さない、年齢的に難しいのでは?という躊躇が生まれます。

実際はどうなのでしょう。

看護師は不足している

看護師の不足の問題は深刻です。

高齢化に伴い、介護施設などでも看護師は必要とされています。

また医療の高度化は看護師の専門性を求めています。

医療が細分化される中で、よりその分野に特化した専門性を持つ看護師のニーズも高まっているのです。

しかしその反面、看護職の過酷さから、離職する人も増えているのです。

新たに看護師が生まれても、それ以上に離職者が増えているということですね。

そうなると今現在活躍してる看護師に掛かってくる負荷が増大してゆくのです。

この悪循環のなかで、看護師はまさに「売り手市場」になっています。

大きな病院は大きな病院なりに、中堅は中堅の理由で、また小さなクリニックはそれなりに、看護師不足に悩んでいるのです。

大学病院などは若い看護師しか雇い入れないという話を聞きますが、看護師を求めているのはそういう病院だけではないのです。

ましてや皆が「高度な医療の現場で働くのが看護師の本分」などと言い出したら、末端の患者はどうしたらいいのでしょう。

お医者さんに「白い巨塔」な生き方があれば、「赤ひげ先生」の生き方があるように、看護師も最前線だけが生き方ではないのです。

40代からでも、看護師にはなれます。

若い時にはどこからでもニーズがあって選び放題だったものが、若干ニーズに違いが出てくるという可能性は歪めません。